2018-01-01から1年間の記事一覧

岩槻市大字岩槻字府内

発見日:‎2018年5月2日 発見場所:さいたま市岩槻区府内一丁目付近さいたま市の中ではとかく忘れられやすい岩槻区であるが、本ブログでも長い間取り上げて来なかった。しかしこのたび満を持して取り上げることにする。岩槻は古くから岩槻城の城下町として、…

与野市大字上落合字後原

発見日:‎2017年8月27日 発見場所:さいたま市中央区上落合八丁目付近アパートの看板から。後原(うしろはら)は前原と対をなす地名と思われるが、大字上落合には前原という小字はなかった。しかし、南に隣接する大字中里には字前原があったようで、やはり東…

与野市大字大戸字高沼

発見日:‎2017年8月28日 発見場所:さいたま市中央区大戸二丁目付近鈴谷、鹿手袋、西堀に続いて四つめの字高沼である。これで字高沼はコンプリートか!?といいたいところだが、角川日本地名大辞典の小字一覧によると字高沼は関村、下落合村、与野町にもあっ…

浦和市大字瀬ヶ崎字前島

発見日:‎2017年8月20日 発見場所:さいたま市浦和区瀬ヶ崎五丁目付近旧浦和市の中東部には瀬ヶ崎、木崎、山崎など「崎」の付く地名が多い。崎は台地の先端を意味しており、上記地域はすべて大宮台地上に位置している。瀬ヶ崎は大宮台地の端ではないが、河川…

浦和市大字松本新田字坂下

発見日:‎2018年4月15日 発見場所:さいたま市南区松本四丁目付近松本新田は旧浦和市の南西端に位置していた大字である。現在は曲本、松本(一〜四丁目)などとなっており、大字区域は残っていない。松本新田は元々笹目領に属していた。明治の合併で美女木村…

浦和市大字曲本字丸丁

発見日:‎2017年12月29日 発見場所:さいたま市南区曲本二丁目付近今回の旧地名は私が発見したものではなく、本ブログの読者である soranami さんから情報提供いただいたものである。この辺りは私も何度か調査したのだが、これは見つけられていなかったので…

浦和市大字田島字北

発見日:‎2018年2月18日 発見場所:さいたま市桜区田島四丁目付近西に続いて北も発見。よーし、こうなったら東西南北コンプリートしてやるぞ!今回の旧地名を発見した田島四丁目には田島第一自治会、田島第七自治会、田島北自治会、田島西自治会の4つの自治…

浦和市大字田島字西

発見日:‎2017年12月27日 発見場所:さいたま市桜区田島五丁目付近前の次は西と無味乾燥な地名が続く。西といっても大字田島の西端という訳でなく、さらに西には字櫃沼があった。もっと西の荒川沿いには大字田島字秋ヶ瀬、字平野原が現存している。大字田島…

浦和市大字町谷字前

発見日:‎2017年8月28日 発見場所:さいたま市桜区町谷四丁目付近後に続いて前も発見。位置関係からいって、東京に近いほうが前で間違いないだろう。今回の旧地名を発見した町谷四丁目であるが、町谷四丁目交差点を始点とする町谷本太線という都市計画道路が…

川越市大字南大塚字旭野東

発見日:‎2018年4月28日 発見場所:川越市四都野台付近アパートの木製表札から。画像ではほとんど読めないと思うが、肉眼でもかなり厳しい。字旭野との位置関係から推察してようやく解読できた。しかし、字旭野の広大さに比べて字旭野東は四都野台の区域にし…

川越市大字南大塚字旭野

発見日:‎2018年4月28日 発見場所:川越市南大塚三丁目付近大字南大塚が存在していた範囲は広く、しかも最近になって町名地番変更された区域が多いため、小字付きの旧地名がたくさん見つかる。今回発見した大字南大塚字旭野は、大塚新町、南大塚二・三丁目、…

川越市大字南大塚字稲荷久保

発見日:‎2018年4月28日 発見場所:川越市大塚新町付近今回の旧地名を発見した大塚新町は、西武新宿線南大塚駅から北東に少し行った線路沿いに位置している。区域のほとんどは線路の南側だが、なぜか一部だけ北側にはみ出している。大塚新町の名前は大塚新田…

新座町大字片山字天沼

発見日:‎2017年9月7日 発見場所:新座市栄三丁目付近今回の旧地名を発見した新座市栄の一部は、南で隣接する東京都練馬区大泉学園町の一部と一体となって碁盤目の街区を形成している。ここは大正時代に箱根土地株式会社が学園都市として開発した区域であり…

上尾市大字平塚字大音

発見日:‎2018年1月21日 発見場所:上尾市平塚二丁目付近平塚はJR高崎線北上尾駅から東にかなり行ったところにあった大字である。区域の大半は大字のままであるが、北部の一部区域のみ町名地番変更が行われ、平塚(一・二丁目)などとなった。この町名地番変…

上尾市大字向山字中道

発見日:‎2018年1月2日 発見場所:上尾市向山二丁目付近大字壱丁目の旧地名をどうしても見つけたくて、向山二・四丁目を探索に行った。区域をしらみつぶしに探した結果、唯一見つかった旧地名がこれである。違う!これは俺が見つけたかったヤツじゃない!!…

上尾市大字向山字本山

発見日:‎2017年12月29日 発見場所:上尾市向山三丁目付近向山(むこうやま)は大字川の南に位置していた大字である。2005年(平成17年)頃に町名地番変更により向山(一〜四丁目)などとなったが、大字区域も一部残っている。大字向山もかつては大谷村に属…

上尾市大字川字本村

発見日:‎2017年12月24日 発見場所:上尾市川一丁目付近川は上尾駅から南西にだいぶ行ったところにあった大字である。2005年(平成17年)頃に町名地番変更により川(一・二丁目)、向山などとなったが、大字区域も一部残っている。大字川の前身は川村である…

上尾市大字井戸木字東

発見日:‎2018年2月4日 発見場所:上尾市井戸木二丁目付近井戸木(いどぎ)はJR高崎線桶川駅の南に位置していた大字である。昔から桶川との関係が深く、1955年(昭和30年)に大石村が上尾町ほかと合併した際に、大字井戸木の一部が桶川町に編入された。上尾…

上尾市大字藤波字天神前

発見日:‎2018年2月4日 発見場所:上尾市藤波二丁目付近天神北に続いて天神前も発見。距離が離れているので、別の天神社ではあるが。このように神社由来の地名が多く見つかると、昔の日本人の信仰の深さがよくわかる。藤波は大字中分の北に位置していた大字…

上尾市大字中分字芝

発見日:‎2018年2月4日 発見場所:上尾市中分二丁目付近中分(なかぶん)は大字小泉の西から北西にかけて位置していた大字である。現在は町名地番変更により中分(一〜六丁目)、泉台などとなり、大字区域は消滅している。現在の中分は一丁目は住宅地として…

上尾市大字小泉字天神北

発見日:‎2018年1月2日 発見場所:上尾市小泉九丁目付近大字小泉の旧地名は実はもう一つ発見している。それが今回紹介する「天神北」である。現在の小泉八丁目に八合神社という神社があり、これは明治40年に大石村の8大字にあった39社を合祀してできたものだ…

上尾市大字小泉字宮山

発見日:‎2018年1月2日 発見場所:上尾市小泉七丁目付近上尾駅から西にだいぶいったところにある小泉一〜九丁目は2016年(平成28年)に町名地番変更により成立したばかりの町である(正確には小泉一丁目の一部はそれに先立って成立している)。上尾市のホー…

上尾市大字弁財字新井

発見日:‎2017年12月24日 発見場所:上尾市弁財一丁目付近弁財は上尾駅から西に少し行ったところにあった大字である。1966年(昭和41年)に一部が住居表示実施により弁財(一・二丁目)となった。早くから住宅が密集していた地域で、当時の複雑な区画がその…

上尾市富士見町一丁目

発見日:‎2017年12月19日 発見場所:上尾市富士見一丁目付近今回のブツは微妙である。現町名の富士見に「町」が付いているのと、「富士見町1−」の後ろに地番が書かれているという点で、住居表示実施前のものと考えられなくもない。しかし、愛宕町ほかは丁目…

上尾市大字上尾村字二ツ宮前

発見日:‎2017年12月17日 発見場所:上尾市二ツ宮付近大字上尾村の旧区域のうち二ツ宮に町名変更されたのは字二ツ宮だけでない。字二ツ宮前、鎌倉橋、山ノ下も合わせて二ツ宮となった。そのうちの字二ツ宮前を発見した。近くには二ツ宮前公園がある。本来の…

上尾市大字上尾村字二ツ宮

発見日:‎2017年12月17日 発見場所:上尾市二ツ宮付近大字上尾村の旧区域のうち、東部から南部にかけては住居表示や町名地番変更が実施されず、ずっと大字上尾村のままだった。それに対し、住民から再三の町名変更の要望があり、2008年(平成20年)に大字上…

上尾市大字上尾村字棒山

発見日:‎2017年12月30日 発見場所:上尾市緑丘四丁目付近大字上尾宿の旧地名は見つからなかったが、大字上尾村の旧地名は見つかった。大字上尾村は大字上尾宿の北方から東方にかけて位置していた。このうち駅に近い北部の地域は1967年(昭和42年)と1970年…

上尾市愛宕町

発見日:‎2017年12月10日 発見場所:上尾市愛宕二丁目付近現在JR高崎線の駅がある上尾はかつて中山道の宿場町として栄えていた。宿場とその周辺の農村を含む区域は上尾宿と呼ばれ、町村制施行後は上尾町の大字上尾宿となった。大字上尾ではなく大字上尾宿と…

川口市大字伊刈字高木

発見日:‎2017年11月25日 発見場所:川口市芝高木二丁目付近川口市の芝が付く地名はそのほとんどが大字芝から成立しているが、芝高木は大字伊刈から成立している。この場合、芝は大字芝ではなく、芝地区を意味していると考えられる。明治の合併で(旧)芝村…

与野市大字大戸字南

発見日:‎2017年8月12日 発見場所:さいたま市中央区大戸一丁目付近旧大戸村の南部にあるから字南。明解である。大戸村は南北にかなり長かったので、そのような字名が付いてもおかしくはない。しかしあまりに長すぎてか、住居表示実施の際に北部は新中里とな…