浦和市大字田島字西


発見日:‎2017年12月27日
発見場所:さいたま市桜区田島五丁目付近

前の次は西と無味乾燥な地名が続く。西といっても大字田島の西端という訳でなく、さらに西には字櫃沼があった。もっと西の荒川沿いには大字田島字秋ヶ瀬、字平野原が現存している。

大字田島には西だけでなく、東西南北すべての小字があった。しかし少し古い地図では西だけが西耕地となっており、さらに古いものでは北が北村となり、東と南は消えて代わりに中組、前耕地、田中、小橋などとなっている。

角川日本地名大辞典の小字一覧には前耕地が載っているほか、本村というのがある。この本村がいくつかの小字に分割され、のちに住宅地の開発に伴って東西南北に整理されたのだろうか。情報がなさすぎてほとんど推測でしかないが。