上尾市大字川字本村


発見日:‎2017年12月24日
発見場所:上尾市川一丁目付近

川は上尾駅から南西にだいぶ行ったところにあった大字である。2005年(平成17年)頃に町名地番変更により川(一・二丁目)、向山などとなったが、大字区域も一部残っている。大字川の前身は川村であるが、かつては河村といったらしい。鴨川の近くに位置していたからそのような名前が付いたと思われる。

大字川はかつては大谷村に属していた。そのことから、この辺りは大谷地区と呼ばれている。大谷の名前は大谷領(古くは大谷郷)から取られている。

小字名の本村であるが、これは新田と対比しての呼称と思われる。新田というと川沿いのイメージがあるが、川村の場合は本村が川沿いにあり、川から遠く離れた現在向山二・四丁目となっている辺りに大字川字新田が存在していたようだ。現在も向山二丁目と大字向山に囲まれた場所にわずかに大字川の飛び地がある。