和光市大字下新倉字庚塚

発見日:2021年3月28日

発見場所:和光市下新倉二丁目付近

駐車場の看板から。下新倉一~六丁目が成立したのは2004年(平成16年)のことなので、それ以前に設置された看板だろうか。以前見つけた同種の看板は1997年(平成9年)以前の旧地名が書かれていたので、そのくらい前からあったとしてもおかしくない。

小字名の庚塚(かのえづか)であるが、大字新倉にも字庚塚があった。しかし、けっこう距離が離れており、直接の関係はないと思われる。庚塚という地名は全国に存在するが、庚申塚を由来とする説や、「金鋳塚」から来ているという説がある。

ところで下新倉一~六丁目が成立した同年には白子四丁目も成立している。しかし、白子四丁目の区域はすべて大字下新倉から成立しており、大字白子だった区域は含まれていない。町村制施行の際に下新倉村と白子村が合併して新たに白子村となっているので、まったくの無関係ではないのだろうが、なんかまぎらわしい。ちなみに1970年(昭和45年)に成立した白子三丁目にも大字下新倉だった区域が結構含まれている。