与野市大字円阿弥字山王西

発見日:2020年11月18日
発見場所:さいたま市中央区円阿弥五丁目付近

待望の与野市西部での小字発見であるが、文字がかすれてほとんど読めない状態だったため、画像処理でコントラストを変換している。

円阿弥与野市にあった大字で、現在は円阿弥一~七丁目になっている。戦国時代に岩付城城主太田氏虜の家臣円阿弥が当地を領有したことによるという。そこそこ難読な地名であるが、大宮バイパス円阿弥交差点があるので、知名度はまあまああると思う。円阿弥の読みは「えんあみ」ではなく「えんなみ」と連声が生じる。ちなみに円阿弥旧字体表記は「圓阿彌」であり、与野の旧字体表記「與野」とあわせるとかなりの重厚感がある。

小字名の山王西は円阿弥日枝神社から来ている。円阿弥日枝神社の西方に字山王西、北東に字山王東がある。