春日部市大池

発見日：‎2018年9月29日
発見場所：春日部市南五丁目付近

大池は東武伊勢崎線一ノ割駅の北西部に位置する地名である。南五丁目にある同名の池から名前が取られている。昔からの町名・小字ではないが、明治初期頃には同地域の小字となっていた。しかし、その後小字の整理統合により字大池はなくなった。

同地域には現在大池町会があり、南三丁目の一部、四・五丁目が対象区域となっている。したがって今回見つけた大池は通称町名だと考えられる。今回発見した「春日部市大池」の表記のほかに「大字粕壁大池」の表記も見つけており、てっきり小字だと思い込んでいたのだが、字大池は当時既に存在していない。

大池町会の区域の西は立沼町会の区域となっている。立沼も昔からの町名・小字ではなく、整理統合後にできた小字で、町会が設立されたのは1977年（昭和52年）と遅い。大字粕壁字立沼の一部は字内谷の一部、大字一ノ割字上沖、字谷原の一部、大字谷原新田字立沼耕地、大沼耕地の各一部と合わせて区画整理され大沼一〜七丁目となった。