川越市大字五味ヶ谷


発見日:‎2017年4月23日
発見場所:川越市広谷新町付近

五味ヶ谷鶴ヶ島市に現存する大字であるが、1971年に鶴ヶ島町大字五味ヶ谷の一部が川越市編入され、川越市大字五味ヶ谷となった。2004年に大字下広谷の一部とともに広谷新町となり、川越市大字五味ヶ谷は消滅した。

現在広谷新町となっている区域は、東武東上線鶴ヶ島駅の北方に位置している。こちらも住宅地の造成に際して川越市編入されたのだろう。ただしかすみ野は狭山市大字柏原と住宅地がつながっていないのに対し、広谷新町は鶴ヶ島市大字五味ヶ谷と住宅地がつながっている。

広谷新町となった区域の旧地名は、大字五味ヶ谷の字広田、字五反町、字子ノ神元下広谷分と、大字下広谷の字五反町元五味ヶ谷分、字六地蔵、字笊田、字子ノ神前、字向山、字子ノ神、字中川である。ここでも「元〇〇分」が!元〇〇分が付く小字が作られたのはいつ頃かわからないが、大字五味ヶ谷にも元〇〇分の付く小字があるということは、川越市編入後に付けられたのだろうか。それとも鶴ヶ島町にも元〇〇分の付く小字があった?