所沢市大字北中字東武台


発見日:‎2017年9月5日
発見場所:所沢市北中三丁目付近

北中は西武池袋線小手指駅の北方に位置していた大字である。現在は北中(一〜四丁目)となり、大字区域は残っていない。区域の大部分は農地であるが、今回の発見場所である北中三丁目には住宅が多く存在している。北中の名前の由来は、「北野新田」と「中北野新田」が合併したことによると Wikipedia に書いてある。

小字名の東武台であるが、「とうぶだい」と読みたくなるが正しくは「ひがしたけだい」である。もともと武台という小字があったようで、その東に位置するから東武台となったのだろう。近くには武台公園がある。

普段は小字付きの表札はそうそう見つかるものではなく、同じ小字は多くても3つくらいまでなのだが、今回の字東武台はなんと10近くも見つかった。こうなるとなんかありがたみが薄れる。ちなみに古い地理院地図にはこの場所に「六軒丁」と書かれているのだが、今回見つかったのは字東武台ばかりで字六軒丁は見つからなかった。もしかしたら住宅地の造成に合わせて新しく小字を作ったのだろうか。