浦和市大字三室字松木


発見日:‎2017年2月21日
発見場所:さいたま市緑区松木二丁目付近

大字三室の前身である三室村は広い範囲に渡っていたため、山崎、宿、松ノ木、芝原、馬場の5つの組に分かれて統治されていた。これらの組はそのまま三室村の小字となった(字山崎と字宿は後により細かく分割された)。

今回見つけたのは、松ノ木組を由来とする小字である。しかし、表記は松ノ木ではなく松木となっている。単なる書き間違いか後にそのように変更されたのか分からないが、現町名は松木と表記し「まつき」と読む。松ノ木の表記はバス停「松ノ木」「松ノ木東公園」に残っている(公園の現在の名称は「松木東公園」)。

大字三室の旧区域の中でも、見沼たんぼに近いエリアは閑静な住宅地となっているが、松木、芝原のあたりは大きな道路が通り、結構栄えている。そのような場所でアパートの看板に残っていた旧地名を見つけることができた。