浦和市大字三室字馬場


発見日:‎2017年2月21日
発見場所:さいたま市緑区馬場一丁目付近

さいたま市の東部から川口市の東部にかけて、見沼たんぼ(田圃)と呼ばれる広大な緑地がある。ここはかつては沼地であったが、江戸時代に干拓されて水田地帯となった。このときに水源として利根川から引かれたのが見沼代用水である。

その後見沼たんぼは、戦後の減反政策などで畑に転作されたり荒れ地となったりしたが、近年では水田の保全が行われているほか、一部は公園になったりしている。その景観はすばらしく、市街地に近い割には多くの自然が残されている。

中でも今回の旧地名を発見した三室地区の景観は、私のお気に入りである。北浦和からバスで行けるので、お近くの方はぜひ。

現町名にもなっている小字名の馬場は「ばんば」と読む。馬場は乗馬を行うための土地のことで・・・(以下略)。