浦和市大字大牧字和田


発見日:‎2017年3月10日
発見場所:さいたま市緑区東浦和六丁目付近

東浦和駅の北方、見沼代用水西縁に沿った辺りに位置する東浦和六丁目で今回の地名を発見した。

今回発見した旧地名もアパートの看板に書かれていたものである。比較的新しく開発された住宅地では、小字付きの住所が表札に書かれていることはほとんどない。一方、アパートの看板には小字まで書かれていることが多く、必然的にそれに頼ることになる。

小字名の和田であるが、「ワダ」の地名は川が曲がっているところに付けられることが多いようだ。確かに現在はこの辺りを見沼代用水西縁が湾曲して通っているが、見沼代用水が開発されたのは江戸時代のことなので、古来からの地名であればかつてこの辺りを流れていた川に由来するものかもしれない。

ちなみにこの近くには女体下という小字があった。いろいろ想像をかきたてられる地名だが、氷川女体神社に由来しているらしい。神社の隣には女体下公園がある。