浦和市大字中島字油田


発見日:‎2016‎年10月‎20日
発見場所:さいたま市桜区中島一丁目付近

「おーい磯野!野球やろうぜ!」でもっぱら有名な中島だが、旧浦和市にも中島という地名が存在した。

1889年(明治22年)に南元宿、西堀、関、鹿手袋、田島、新開、道場、町谷、栄和、中島、山久保の11村が合併して土合村となる。11の村が合わさったので十と一で「土」に合うと書いて土合(つちあい)と名付けられた。1955年(昭和30年)に土合村は浦和市編入される。土合村の旧区域は現在のさいたま市桜区と南区にまたがっている。

小字名の油田(あぶらでん)は、全国的にもまあまあ多くみられる地名であるが、主に明かりを取るための油(灯油)を作っていた場所などに付けられていた。読み方も「あぶらでん」が最も多いが、「あぶらだ」「あぶらた」などと読ませるものもある。