浦和市大字新開字前
発見日:2016年11月15日
発見場所:さいたま市桜区新開一丁目付近
旧浦和市には難読地名が多いといわれるが、新開もその一つである。そのまま「しんかい」と読みたくなるが、正解は「しびらき」である。「新開入口」というバス停があるので、地元の人は間違えないだろうが。
この新開の地名であるが、新田と同様に新しく開墾された土地に付けられたものと思われる。Wikipediaや角川日本地名大辞典によると、戦国時代の終わりに岩槻城が落城したとき、その旗本の浪人が土着し村を開いたのが由来とのことである。
大字新開の旧区域は荒川の支流の鴨川沿いにあり、昔は水害が多かったらしい。あまり広い区域ではないが、たまたま運よく小字付きの地名を見つけることができた。