浦和市大字上木崎字皇山


発見日:‎2017年3月9日
発見場所:さいたま市浦和区皇山町付近

大字上木崎はかつてJR京浜東北線与野駅周辺から東方にかけて位置していた。与野駅が開業したとき、駅が木崎村大字上木崎(現:浦和区上木崎一丁目)にあったため、木崎村民は木崎駅を主張したが、結局与野駅となった。それだけでなく、改札口も与野町側にしか設けられなかったそうである。上木崎住民 カワイソス(´;ω;`)ウッ

今回の地名を見つけた場所は、与野駅から東に遠く離れた皇山町である。1982年(昭和57年)に大字上木崎と下木崎の各一部から成立した。小字名の皇山がそのまま町名となっている。

現町名の皇山町は「こうざんちょう」が正式な読みであるが、小字名の皇山は角川日本地名大辞典の小字一覧には下木崎村のところに載っており、「ワウヤマ(おうやま)」とルビが振ってある。また、さらに古くは「すめらやま」と読まれていたらしい。

ちなみに隣接する上木崎六丁目には皇山住宅、上木崎七丁目には皇山第一・第二公園がある。字皇山は結構広い範囲にわたっていたようだ。