浦和市大字下木崎字天沼
発見日:2016年9月28日
発見場所:さいたま市大宮区大原七丁目付近
旧大宮市の中心部にあたるさいたま市大宮区は、現在の町名のほぼすべてが1950年代に成立している。唯一の例外を除いては。
その例外が大原六・七丁目である。ここはかつては浦和市であったが、大宮市・与野市との合併によりさいたま市になり、さいたま市が政令指定都市になった際に、一〜五丁目が浦和区、六・七丁目が大宮区となった。
地図を見ると、確かに大原六・七丁目は不自然に旧大宮市に食い込んでおり、大宮区に編入されてもおかしくはない。
この大原六・七丁目であるが、1982年(昭和57年)に大字上木崎・下木崎の一部に住居表示が実施され、大原一〜五丁目とともに成立した。
なお、大字下木崎は大原のほか、木崎、皇山町などとなり消滅している。大字上木崎は上木崎一〜八丁目として名前が残っているので、やはり下のついた地名は嫌われやすいのか。