戸田町大字上戸田字南原


発見日:‎2016‎年‎9月14日
発見場所:戸田市南町付近

埼玉県北足立郡戸田町は、1941年(昭和16年)に戸田村が町制施行して成立。1966年(昭和41年)に市制施行により、戸田市となる。

戸田市はかつては交通の便が悪く、倉庫や工場が多かったが、1985年(昭和60年)にJR埼京線が開通してからはマンションが相次いで建設された。ただし、東京都に近い戸田公園駅周辺は古くから住宅の多い地域であり、今回の地名もそこで発見した。

小字名の南原は南町となって現在もその形跡を残している。昔は原っぱだったのが発展して町になったわけで、実態に合わせた名称変更といえよう。東西南北の方角地名はとかく安直だと嫌われやすいが、実際は昔からの地名に由来していることも多い。