春日部市大字備後字須賀
発見日:2018年9月16日
発見場所:春日部市備後西二丁目付近
備後(びんご)は東武伊勢崎線一ノ割駅の南に広く位置していた大字である。区域の南端は東武伊勢崎線武里駅の近くまで来ている。現在は備後西、備後東などとなっており、大字区域は残っていない。
備後の地名の由来はここに書かれている。要約すると、備後国に安置されていた観音像が行方不明になり、それが関東のこの地で見つかったことから備後の名が付いたとのことである。やはり旧国名の備後から来ているようだ。
小字名の須賀は備後須賀第一〜第五自治会、備後須賀稲荷神社などに名前が残っている。備後の地名になった観音像が発見されたのはこのあたりだそうだ。
さて、これまで二年半にわたりこのブログを続けてきたが、はてなダイアリーのサービス終了に伴い、本ブログの更新も停止することにする。これまでのご愛顧に感謝したい。
今後は趣味として細々と旧地名探しを続けていく予定である。既に主要な場所は探し尽くした感があるが、越谷市や草加市といった大物がまだ残っている。今後、別の形で紹介することもあるかもしれない。